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標高1,246の山頂には阿夫利神社の本殿があり、五穀豊穣・家内安全・商売繁盛の神として大山祗命(おおやまつみのみこと)が祭られている。大山ケーブルの終点には下社が、また大山ケーブル駅と阿夫利神社駅の間には雨降山大山寺がある。
古くから修験道の山岳信仰の中心であった大山は、江戸時代には大山参りと江ノ島参りのセットで人気を集め、浮世絵や落語にも度々登場しているほか、宝暦年間には、関八州の庶民が大山講をつくり、組織的な信仰登山が行われた。
大山駅バス停から先には先導師宿やさまざまな講中の名が入った石碑などがあり、当時を偲ばせている。