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日向薬師(宝城坊)は、奈良時代(716年)行基によって開創されたと伝えられ、当初は霊山寺と呼ばれていた。
日向薬師という名前の通り、本尊は薬師如来。秘仏とされているため、通常は拝観できない。現在の本堂は、江戸時代(1660年)に徳川氏により再建されたもの。
境内には、2本の杉の巨木があるが、関東管領足利基氏が幡をかけ、平和と五穀豊穣を祈ったことから「幡(はた)かけの杉」と呼ばれ、県の名木100選にも指定されている。
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